マンダラ2&サテンドール2000、ご来場下さった皆さんにまずは御礼を。ありがとうございました! けっこうハードな2日間でしたが、無事やり終えることができてホッとしてます。
お客として観に来る機会が最も多いかもしれないマンダラ2、なんと初めてバンドでの出演というのが自分でも意外だったけど、ぜんぜん初めてな気がせず、けっこうリラックスはしていたんですが、それにしてもこの日はどういうわけか初歩的ミスが多くてう〜む。諸般の事情で開演までちょっと慌ただしかったので、そこらへんも影響したのかなあ。何か舞い上がっていたのか。申し訳なかったです…。
しかしSAKANAは実に素晴らしかった。特に個人的には3曲目にやった「星を見上げながら」という曲と久々に聴いた"Only One Song"がすごく良くてステージ袖でウルウルしとりました(笑)。彼らも変わらないようでいて、時代ごとにけっこう曲のテイストが変化していってるな〜と実感。もちろん一貫したSAKANA節(かつお節みたいだけど:笑)は強固なんですけど、やはり深化、熟成していってるなと。
あ、あと時折演奏していた中村まりさんの名曲"Night Owls"をついに本人の前でカヴァーしちゃいました(笑)。アコースティックなオリジナルに比べると、ドラム入りだしオルガンとスライドギターで、ちょっとゴスペルチックな感じになってるんで、また違った表現ができたかなと。ネイティヴ・スピーカーの彼女の前で英語の歌詞を歌うのは多少ビビりましたが(^_^;)終演後会ったら喜んでもらえてたようで嬉しかった!
初っぱなに全員でやった"No Other Baby"はポール・マッカートニーがロックンロール・カバーアルバム『Run Devil Run』でやっていて、おそらくポールがアマチュア時代、50年代のスキッフル・ブームの頃に流行ったものなんじゃないかと思います。これは西脇さんの選曲。渋いとこついてきますよね。
「チョーキータウン」をやろう、と提案したのはワタシですが、ポコペンさんが新しいパートを加えた改訂版を考えて来たのにはビックリ。SAKANAはすでに発売されている曲でもアレンジはもちろん、歌詞、曲までもライブやるごとにガンガン変えてっちゃうんですよね〜(笑)。この顔ぶれでやる"You've Got A Friend"も不思議な感じでした。
で、吉祥寺の打ち上げもそこそこに切り上げ、翌日の早朝から東北道を北上して向かった仙台。結局ワンマンになりまして(苦笑)でも気持ちよくやらせていただきました。
近隣の県から集まって下さった方など、熱心なお客さんが多く、こちらもあおられてかなり盛り上がってしまいました。サテンドールのみなさんにも良くしていただきましたが、わりとおっとりした方が多い? 自分も新潟に近い長野の人間で、東北も遠からず、な位置なのでテイスト的にも近いものを感じたり。
演奏のほうは歌以外はまったくPAせずにやりましたけど、なかなかいいバランスでできた気がしてます。生音って実はうまく音量をコントロールをすればすごくやり易いんですよね。ギターも80%くらいは指弾きのほうが安定するようになってきた。
そしてやはり伊藤隆博&中原由貴おそるべし、をまたも実感。
さすがに終了後はちと疲れがでたか、早めに宿に帰ってバッタリ…。
しかしぜひ再訪したい仙台行でございました。