Trouble Everyday

青山陽一OFFICIAL BLOG
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田村玄一さん還暦イベントが明日に迫りました
さて、田村玄一さんの還暦をお祝いする日比谷野外音楽堂でのアニヴァーサリー・イベント、いよいよ明日に迫ってまいりました。
我々、青山陽一 the BM'sの他、堀込泰行、LITTLE TEMPO、Lonesome Strings、KIRINJIという玄さんとの関わりが深い5グループの演奏を中心にお送りする壮大な音楽絵巻となりましょう。

当日は時間の都合もあり、あまり突っ込んだMCもできないと思いますので、この場をお借りして少々。
この出演5アクト中、玄さんの最も古い参加グループは、何を隠そうBM'sでありまして、90年に私が最初のソロアルバムを出し、92年1月をもって一旦休止に入ったGRANDFATHERSの後、自分名義のライヴ活動を本格的に開始したその一番最初(1992年6月)からサポートしていただいたミュージシャンなのでした。
なぜだかGRANDFATHERSのことを気に入られた玄さんは、GF後期はしょっちゅうライヴにも来てくださって打ち上げなんかでもお話するようになり、そんな縁もあってソロ用バンドを編成するときに声をかけさせていただいた次第。玄さんは私より9つも上の先輩でしたけど、大した実績もない自分のような若造にも積極的に関わっていただき、本当に助けられたのでした…。

初期BM'sはキーボードのない編成でしたが、玄さんはペダルスティールをレスリースピーカー(ハモンドオルガン用として知られる巨大な家具調の箱入り回転スピーカー)に繋ぎ、オルガン的な音を出すというユニークな発想で演奏して、サウンドに唯一無二の個性を加えていました。スライド系はもちろん、スティール・パンなどの楽器を持ち込んで、一味違うテクスチャーを加える名人でもありました。ご本人曰く「隙間産業」なんておっしゃってた事もありましたが、極めてオープンなキャラも相まって、その後も様々なシーンで玄さん色が活かされていったのも当然のことだったと思います。あ、明日も出演するLonesome Stringsのギタリスト桜井芳樹さんも当時BM'sメンバーだったのですよ。玄さんと桜井さんの出会いもこれが最初だったのではないかと。

近年のBM'sでは、玄さんは中日ドラゴンズで言えば谷繁監督兼選手のような形で要所で登場していただく存在となっていますが、9/21の渋谷O-nest公演には久々に全面参加の予定ですし、まだまだ我々にとって頼りになる存在です。明日はそのあたりもしっかり見えてくる構成になってると思います。もちろん他のグループでもお楽しみはたくさんあるはずです。 ということで野音でお会いいたしましょう。なにやら台風接近中という話もありますけど、「持ってる」玄さんですのできっと大丈夫かと!

今年もありがとうございました。
2011年ももう大晦日になってしまいましたよ。今年はめちゃくちゃ短いような、ものすごく長いような、どっちにも感じるような変な年に感じます。でもまあ体感としてはやっぱりあっという間だったんだけど。

大震災、原発事故は世界中に衝撃を与え、私もとにかくオロオロ、右往左往するばかりでしたが、今年は個人的にはその前から既にそんな感じで、いろんなピンチがあり、多くの問題を抱え、そんな中でライヴを大量にやり、その他にも様々なことをやり、しかもニューアルバムまで作って、よく無事に年末を迎えられたなーという感想です。

しかし5年ぶりに出した『Blues For Tomato』は聴いてくださった方にもなかなか喜んでいただけたようで、そういった感想を様々なところで目にするたびに、苦労して作った甲斐があったなと思ったし、自分の曲を楽しみにしてくれた人がまだこんなにいたんだなーと驚いた次第。

来年も当然のごとく、楽はできないでしょうけど(^^;)GRANDFATHERSの新作もリリースする予定ですし、『Blues For Tomato』もまだまだ広めていきたいし、あれやこれやなフォーマットでなるべくたくさん演奏し、皆さんのお目にかかりたいと思っております。
人生そう残りがあるわけではないですからねー。出来ることはどんどんやる所存です。何卒お付き合いくださいませ。

良いお年を!!


What's Going On
先月のleteライヴに飛び入りで登場してくれた平泉光司くんと一緒にやった"What's Going On"の映像をアップしましたので、ここにも貼っておきます。
もちろんまったくのぶっつけ本番ですので、あれこれ探り合いつつ、微妙なところなどもありつつ、な演奏ですけど、楽しかったですねえ。ワタシがマーヴィン・ゲイのヴァージョン 、平泉くんはどうやらダニー・ハサウェイのヴァージョン を頭に浮かべながらやっているのもわかります。この2ヴァージョンがなんだかせめぎあってますな(笑)


このマーヴィン・ゲイの超有名曲は、昔から大好きで、折りに触れよく歌ってきてまして、歌詞を見ないでもおおよそ歌える数少ない英語詞の曲なんですが(見てるけどw)、1971年という時代背景を反映した、反戦ソングという認識を持っていました。

もちろんマーヴィンのそうした思いも込められたものだと思いますが、たとえば海外の映画なんかを見ていても、"What's Going On"という言葉は会話の中でわりと頻繁に出てくるけど、割と気楽な決まり文句っぽく見えるし、よく訳されてる「何が起こっているんだ?」みたいな深刻な感じにしてはマーヴィンの歌いかたはスムーズで軽やかでそんな重々しい感じとは違うように思える。いつも気軽に歌ってはいるけど、なんとなく自分には掴みにくいイメージもあったのでした。

まあ自分は英語なんてものを大して理解できてる人間ではないんで、ニュアンスなど大概わからないことだらけですけど、こんなブログを見つけてちょっと面白かったのでリンク貼ってみます。

さよならリッチー
といってもリッチー・ブラックモアじゃないです(^_^;)念のため。

8/12にリトル・フィートのドラマー、リッチー・ヘイワードが肝臓癌のために療養中のカナダで亡くなりました。享年64歳。

リッチーは1966年にローウェル・ジョージが旗揚げしたバンド、ファクトリーに参加。その後エリオット・イングバー率いるフラタニィ・オブ・ア・マンに加わったあと、再び69年にローウェル・ジョージと組んで、リトル・フィートを結成。以降79年の解散、88年の再結成を経て一貫してフィートの屋台骨を支え続けた名ドラマーでした。

ワタシが中学三年だった1978年にリトル・フィートは初めて日本にやってきました。当時大ファンだったエリック・クラプトンを経て、ライ・クーダーやオールマン・ブラザーズ・バンドなどスライド・ギターを使った音楽に興味を持ち始めていたころで、リトル・フィートに興味を持ったのも、当時の音楽雑誌に載っていたフィートの来日ステージでローウェルがスライド・ギターをプレイする写真や彼らのインタビュー記事からだったと思います。自分が本気でハマってしまった最初のアメリカのバンドだったんです。

しかし最初はローウェルのスライドやヴォーカルの素晴らしさに魅かれていたものの、高一のときに入手(後追いも後追い、6年も遅れてますが:笑)した73年発売のアルバム『ディキシー・チキン』の、リッチーやケニー・グラッドニー(b)、サム・クレイトン(per)がプレイする、それまで聴いたことのないようなリズム・パターンに徐々に毒されていきまして…。

冒頭のタイトル曲といい、次の「トゥー・トレインズ」やB面の「ファット・マン・イン・ザ・バスタブ」といい。その後の調査で、このリズムの源流はニューオリンズの地にあり、というのを突き止めるわけですが、この時代の調べれば調べるほど世界が広がっていく感覚、ほんとにワクワクしたものでした。

あとそんなに派手ではないけど「オン・ユア・ウェイ・ダウン」「フール・ユアセルフ」や「ジュリエット」なんかの感じもその後自分がどういうサウンドを出したいかの大きな指針になってた気がするんですよね。

生リッチーはフィートが再結成して最初の80年代末の来日公演以降、ライヴで三度ほど(五反田、有楽町、恵比寿)見ていまして、その溌剌としたプレイぶりは毎回心に残ったものでした。
コーラス陣の一角としても重要な人で、ライヴの映像見るとわかるけど、ちょっとハスキーでソウルフルな素晴らしく良い声でいつもコーラスしてるんですよね。あと、絵の才能もすばらしく、アルバム『HOY-HOY』についていたブックレットなんかを見ると、シュールで謎めいた画風はフィートのイメージともとてもぴったりくるもの。アルバムのアートワークを手がけていたネオン・パークとも相通じるところがあった気がします。

フィートの名曲、名演数あれど、何度聞いても凄い、謎だらけの大好きな1曲を。

リッチーのいないリトル・フィートはとても想像できないけど、彼が1年前に病に倒れてからはL.Aのギタリスト、ロベン・フォードの甥でもあるゲイブ・フォードというドラマーが代役を務めていたようです。彼がこのままリッチーの後を継ぐのかはわかりませんが、それにしても残念としかいいようがないです…。

Lunchbox?
先日のGRANDFATHERSのライヴからまずは1曲。完奏版じゃありませんが「にんじん」を。
これは多分結成当初の85年あたりから既にやっていた、GFとしては最古の部類に入る曲。だいたい「にんじん」ってなんだよ、とか言いっこなし。20代前半の自分が何を考えてたかなんてもう記憶の遥か彼方ですし(笑)



ところで、ワタシの左横に小さな箱が見えてますが、これが今回のライヴで使用したギターアンプ。いや〜めちゃ小さい(笑)
ZT ampというメーカーの、LunchBox っていうアンプなんですが、よくあるミニアンプの類いかと思えば、これがこのなりで200wもあるというシロモノ。ご覧いただければ分かりますけど、普通のステージ用ギターアンプと同様に、6.5インチのちっさいスピーカーにマイクをセットしただけでして、この爆音の中でもなんら不都合のないサウンドを吐き出してくれるのでございますよ。別にワタシはZT社の回し者でも何でもないんですが、実際ビックリですよ。

以前のワタシはそこそこ重量のある真空管のギターアンプなどをライヴの度に持ち込んだりもしていたんですが、その頃は近くにバンドメンバーや関係者が住んでいたりして、自動車免許を所持していないワタシなので、家に車で迎えに来てもらって積み込んでもらったりしてたんですよ。でも3年くらい前に引っ越しして、近くにそういった人もいなくなり、自分のアンプを運ぶ手だてはもうない。何度か遠くからわざわざムーさんや伊藤くんが車で家に来てくれたりもしたけど、さすがに申し訳ないですからね。で、もうここ最近はすっかりレンタルで済ませていたわけですよ。

まあ近頃のハコは良いギターアンプがちゃんとあるし、いつも使っているちょっとしたエフェクターを持っていけば、大体問題ないサウンドは出せるのですけどね。それでも自分のアンプを使えるっていう安心感も捨て難い部分ではありまして。それでコレ。去年のいつだったか、ヒックスヴィルの中森泰弘さんに噂を聞いて気になってたんですね。

だってこの日、このLunchboxアンプをリュックに放り込んで、ギターといつもの小さなエフェクターボードと譜面、さらに物販のTシャツやCDも持って電車で行けましたからねえ。普通考えられないよね(笑)

フェンダーとかマーシャルとかブギーとかVOXとかの高価な真空管ギターアンプが良い音するのは当然なんだけど、こんなコンパクトで安価な機材でライヴが問題なくできてしまう、っていうのもなんだか痛快なことだな〜と思うわけですよ。まあもっと楽しようと思うならアンプを使わずに直接PAにエレキをつないでしまうことだって今はできるんですけどね。ドゥービー・ブラザーズなんかはもうアンプ使ってないらしいですよね。でも後ろに置いたアンプから音がするっていう感覚に慣れてるんで、なかなかそこまで思い切れないのも事実。

マネージャーやローディを贅沢に雇える立場の人や、車を持っている人ならいくらでもヘヴィーな機材を使えばいいんだけど(笑)そのいずれも満たしていないワタシのようなミュージシャンでも、運搬やらなんやらの雑事に頭を悩ませることなく、音楽をプレイすることに集中できるんだものね。デジタル機材なんて音悪くする一方、アナログがいちばん、みたいな意見もよく聞くし、もちろんそれだって一つの方向なんだけど、アイディアによっては悩めるミュージシャンの福音となるものが生み出せるデジタルの技術革新、っていうのもほんと素敵なことだと思うんですよねえ。

と、みんながiPadで盛り上がってるこのご時世に、単に小さくてデカイ音が出るだけのブツに大喜びしてるワタシですが(笑)


McCartney
もうだいぶ過ぎちゃいましたが、今ごろ5/22の中野オルタネイティブカフェにご来場の皆さんに感謝を。一緒にやってくれた青木孝明くんにも感謝。
Player誌のブログにライブレポがアップされてますんでこちらもぜひ。

ポール・マッカートニーという人に過剰な思い入れがあるわけじゃないんですが、何かこの人の音楽グセのようなものが自分の肌に合うような気が長年してるんですよね。中学生になったくらいのころに地元の小さな会場で上映された『LET IT BE』の映画でポールのセンスにやられた、というのがまずあって。そのあとビートルズはもちろん、ウィングスのヒット曲もラジオなんかでよくかかってたし。実はレコードはCD化されるまで自分では買わなかったけど(ビートルズ4人のソロアルバムでは高校卒業する頃までジョージの『Dark Horse』しか持ってなかった)、友達から借りた3枚組『USAライヴ』なんかはずっと聴いてましたっけね。NHKでライヴをオンエアしたりもした気がしますね。70年代の後半ごろの話。

そんなわけでウィングスを中心にビートルズやソロを混ぜるような感じになったけど、青木くんとやるならポールでしょ、ってことで提案してみたこの企画、ポールは名曲もそうでもない曲も数多く、どちらも愛せるようなところがありますんで(笑)いずれまたやってみたいですね。

名手ヘンリー・マカロックを含む73年のラインナップによるTVスペシャルでのウィングス。
ポールは美しいメロディー・メイカーで、みたいな話はよく出てくるけど、ヘヴィーなR&Bシャウター、ロックンローラーってとこが一番の特徴だと思うんだな。


いまだにこんなバケモノみたいなパフォーマンスができるのも、
リトル・リチャードになりきってた若い頃の鍛練がものを言ってるんじゃないですかねえ。
Evie Sands
なんか最近自分のことばっかり書いてたので、たまにはフェイバリット音楽家の話でも。
ここ数年あれこれ書きたくて仕方なかった人がいまして。イーヴィー・サンズがその人。

60年代前半にちょっとアイドルっぽい路線でデビューしてシングルをいくつかリリースしたイーヴィー・サンズ(本人版よりも様々なカヴァー・ヴァージョンばかりがヒットするという悲哀を味わうのですが)。とはいえ独特のソウル・センスがあって、アイドルというにははるかに本格派という印象はありますよね。ちょっと太くてウォームな声でぐっとタメを効かせた歌唱センスがタダものではない。なんというかカレン・カーペンターのソウル版みたいな?ローラ・ニーロよりまったりしたトーンを持ってて、これも激しく好み。あ、ダスティ・スプリングフィールドが近いのかなあ。でももっと鉄砲玉っぽいし。

 

しかしながら69年にリリースした初アルバム「Any Way That You Want Me 」のオーケストレーション付きアコースティック&サイケデリックなポップス路線、しばしの沈黙のあと75年に「Eatate of Mind」のセクシーなフィリー系(?)ソウル路線、と2枚の大名盤があって、これらはちょっと前に再発されて話題になっていたりもしました。ワタシもそれまで全然知らなかったけど、ドリームズヴィルから再発された「Estate of Mind 」で21世紀に入ってから彼女のことを初認識したんですよね。長門芳郎さん渾身のライナーがついてました。

イーヴィーの映像でぜひ見て欲しいのは、ジョニー・キャッシュ・ショー出演時のこれ
69年だから、1stを出した頃だと思うけど、曲は1stに入ってない曲だし、これ見て初めてイーヴィーがレフティのギタリストだったということを知ったんですよ。彼女は右用に弦を張ったギターをそのまま弾く。つまり1弦が上にきていて、アルバート・キングとかドイル・ブラムホールIIとか、松崎しげる氏とかと同じスタイルですね。しかも、間奏ではガツンとブルージーなギター・ソロまで決める。決して流麗な演奏じゃないけど、なにかぐっとくるものがあるんですよねえ。

79年のサード「Suspended Animation 」はAORとかディスコのアッパーな感じがかなり入ってきてて、時代だよな〜ってとこもある。当時のLAのトップ・セッションマンを集めたあの音がしてるんで、安定感はあるんですが。

これを最後に沈黙していたイーヴィーが復活したのが、1998年の「Women in Prison 」。ルックスもかなり地味になって(なんつっても「刑務所の女たち」ですからねえ…)、音楽もルーツ・ロック的なところが前面に出た作り。ルシンダ・ウィリアムズとデュエットしてる曲まである。なんかダイアー・ストレイツみたい、と思いましたが、こういう感じが近年の彼女の自然体なのかも。

その後ちょっとまた音沙汰がなかったんですが(家庭生活優先だったのかも)次に名前を見たのが、なんとAdam Marsland's Chaos Bandというグループのギタリストとして、というもの。リーダーのアダムのリードヴォーカルが多く、イーヴィーの役回りはなんとリード・ギタリストで、あちこちでバリバリとギターソロを弾いているという。で時折"I Can't Let Go"など自身のレパートリーでパワフルなヴォーカルを聞かせる、という位置づけ。いや〜面白い人です。

このグループ、07年にビーチボーイズのカールとデニスという二人の故人の曲ばかりとりあげたライヴアルバム をリリースしたりしていて、歌えるメンバーばかりのこのバンドのポテンシャルを示した素晴らしい演奏が聴けるんですが、イーヴィーはカール・ウィルソンの名曲"The Trader"やデニス・ウィルソンの未発表曲?"Wouldn't Be Nice to Live Again"などでリード・ヴォーカルを担当。さらに"Don't Look Back(Don't Look Down)"というロックンロール調のオリジナル新曲を披露しているんですねえ。47年生まれなので、下の映像の時点で既に60歳くらいのはずですけど、この年齢になってむしろシンプル、パワフルなロックに傾倒していく女性アーティスト、かなり珍しいんじゃないかと。ヴォーカルも衰えてないし、独特のロックセンスにも磨きがかかってきてます。しかし飾り気ぜんぜんないですね。ちょっと近所に買い物に来たついでに歌ってる的な(笑)

 

イーヴィーの60年代の曲、"Picture Me Gone"の再演PV?なんかも発見。チープな作りだけど、これも良い! ポップなサビに突如ブルーノートのメロディ突っ込むところなど異常にシンパシー覚えます。


よくローラ・ニーロなんかと比較されてたりしますが、実はあまり類型が見当たらないというか、ボニー・レイットなんかもギターを弾く女性シンガーとしては近いのかもしれないけど、全然違う個性だし、歌声ひとつ聴いてもえらく突出したものがあります。
もっともっとビッグな存在になっててもいい人だと思うんだけど、何か今はローカル・ミュージシャンとしてひっそり活動しているような感じですね。

1年くらい前イーヴィーのMySpaceページにメッセージを送ったことがあるんですが、「ひょっとして日本に行くかも」みたいな返信が返ってきてビックリしたことがありました。そんなことが本当にあるのだろうか…。

去る人ばかりで
なんだか更新頻度が激落ちで申し訳ないかぎりですが(^_^;)近頃はどうも世間の流れのままにtwitterの住人と化してしまっておりますねえ。

そこでも散々話題になってますけど、2010年が明けてから、なんという訃報の多さでしょう。ハイ・レコードの親分ウィリー・ミッチェルにはじまり、英ロックンロール・ギターの王者ミック・グリーン、フィリー・ソウルの立役者のひとりテディ・ペンターグラス、さらにはニューオリンズ〜ウッドストックで活躍したシンガー&ソングライターのボビー・チャールズまでもが。

我が国でも、個人的にはウルトラシリーズでのいくつかの場面が印象に残る俳優の奥村公延さん、さらに目玉おやじの田の中勇さん。

人の命には限りがありますけど、自分が子供〜ティーンエイジャーの頃に大活躍したり、人の心に残るものを生み出した大物が次々にこの世を去るのを見るにつけ、いよいよ世代は変わってきているのだな、という認識を新たにします。自分だってもう50歳まであと3年しかないんですからねえ。

そんな我が身を振り返って、思えば随分長いことやってきてるけれども、多少なりとも誰かの心に残るものが残せてるのか?とか思うことも、この年になると多々出て来たりもします。しかしごちゃごちゃ言ってないでますます今年もやれるだけのことをしていかなきゃ、と思う年頭。人生の残量は毎日確実に減っていってるわけですからね。

というわけで今年もライヴの予定がガンガン入ってきてます。
皆様よろしくです!


 
あっ、アル・グリーンは死んでないですよ! ウィリー・ミッチェルが生んだ素晴らしいサウンドに献杯したく。
Electric Dirt
何年か前にリヴォン・ヘルムが咽頭癌を患って、という話を聞いたときは、もはや彼の歌は聞けなくなるのかと思ったもんだったけど、この不死身ぶりにはまったく驚愕。この『エレクトリック・ダート』はひょっとすると、リヴォンのソロアルバム中ナンバー1の傑作か?と思うくらいですな。素晴らしすぎる。こんな充実した音楽できるんならもうザ・バンドの名にこだわる必要もないだろうなあ。ランディ・ニューマンの「キングフィッシュ」なんてもうたまりませんです。

声があきらかに変わったけど、劣化した感じじゃなくて、なんか新しい声色になってるのがいいんですよ。爺さんぽくなったようでいて、高いトーンというかスッキリ感が出て若々しくなったようにもきこえる。キレもいいし。一言で言ってすごく不思議な声というか、ギラギラした成分がとれたせいか、誤解を恐れずに言ってしまうとなんかもう人間の声に聞こえないんですよ。神様?

デヴィッド・レターマン・ショー出演時のパーフォーマンスを。
オールドタイミーなようで、すごい最先端にも聞こえたり。

ペンタトニック
これ、知り合いのYASNSKさんがちょっと前にブログで紹介してて知ったんですが、めちゃめちゃ面白いわ。びっくりしました。
きっとボビー・マクファーリン の人徳もあるかもしれませんが(笑)
やっぱりペンタトニックって「強い」んだよな。

あ、もっとも一般的なペンタトニック・スケールというのは、例えばキーがC(ハ長調)だったら、
「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の5音からなる音階のことでございますね。
この映像では、真ん中にルート音を置いて「…ソ・ラ・ド・レ・ミ…」って感じですけど。

私の曲なんかも、あれやこれやとややこしくやってるようでいて、ほぼこれを中心にしてできてます。思えば中学に入ったくらいのころからギターを弾き始めて、あるときこのペンタトニックの存在というか考え方に気づいた途端に、楽器も爆発的に上達しはじめたんですよ。ある意味、ビートルズやら何やらより自分にとって重要なことだったのかも。そこでビートルズもブルースもフォークも演歌も、その他色んなものも全部つながっちゃったような気がしたものです。

だいたいポピュラー音楽って、乱暴に言っちゃうとペンタトニック的じゃないものを探す方が難しいわけで。なんというか人間の深いとこにある何かなんだろうな、って気がしますけど、誰か頭の良い識者の方にそこらへん詳しく説明してほしいです…。


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